日々雑感





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「UIA(世界建築家連合)2011TOKYO」に参加 :: 2011/09/29(Thu)

「UIA(世界建築家連合)2011TOKYO」に参加してきました。
UIAは1948年にスイスに設立され、世界124カ国14万人の建築家を代表しています。
24回を数えますが、日本で初めて開催される大会です。

3年に1回開催の、誘致合戦は熾烈で、前々回イスタンブール、前回トリノに敗れ、
3度目の正直? 東日本大震災と福島の原発事故で、開催そのものが危ぶまれましたが、
「災害を乗り越え、一丸となり、新しい未来へ!」をテーマに、開催されました。

私は9月26日(月)の、天皇陛下ご夫妻ご臨席の開会式から参加し、
基調講演(クリスト:米、アーチスト)、特別講演(スラペタ:チエコ、歴史家)、
テーマセッション(2011年後の都市はどうなる、日本、中国、スペインの建築家、エンジニア)、
に出席。
27日(火)は早朝から、JIA東海支部主管の、東京国立博物館の茶室で開催された、
国内外の来客をもてなす「千人茶会」の、転合庵での野点責任者。
想像をはるかに超える盛況でした。
その日は最後に、17時半からの、特別講演(SANAA:妹島和世+西沢立衛)を聞きました。
金沢の21世紀美術館に続く、国内外の11プロジェクトの紹介がありました。

fo0ramu外観P1020566_convert_20110930180856  1万人の建築展1020597_convert_20110930174304
1manninn 1020599_convert_20110930173923  フォーラム天井、1020567_convert_20110930180953
東京駅の南、会場の東京国際フォーラム。外壁を利用し1万人の建築家の作品を展示。
東京国際フォーラム建物内部の吹き抜け。

kaikaimae ,1020570_convert_20110930181121  天皇陛下、1020573_convert_20110929174555
開会式前,参加者は4ヵ国語の同時通訳がレシーバーで聞けます。
右は天皇陛下ご夫妻ご臨席の開会式。

kurisuto ,基調講演、1020600_convert_20110930174417  テーマセッション2、1020606_convert_20110930174143
左:基調講演(クリスト:米、アーチスト)、右:テーマセッション2、(2011年後の都市はどうなる、
日本、中国、スペインの建築家、エンジニア)、スクリーンは中国・モンゴルの建築家、劉域氏。
会場、アラブエP1020575_convert_20110930174033  
国際色豊かな、会場風景。会期中の参加者5000名を超えたそうです。


ここから、27日(火)の「千人茶会」の様子です。

露地、P1020620_convert_20110930180620  tenngouann 1020624_convert_20110930180455
東京国立博物館の敷地内に、5軒の茶室が移設されています。
六窓庵から転合庵への趣のある露地。
右は、小堀遠州の建てた転合庵(17世紀前半京都伏見に建てられ、大原寂光院に移築、
昭和38年にここに寄贈された)の、二畳台目茶室側の外観

転合庵2畳、1020619_convert_20110930175557  tenngouann 4,5畳P1020617_convert_20110930175700
二畳台目茶室内部。

バックに博物館、P1020627_convert_20110930180305  塚本君、1020614_convert_20110930175954
茶席側から、南を見ると東京国立博物館が望めます。右はエジプトからの来客にお持て成し中。
スペイン語、フランス語、英語の通訳をボランテイアで務めて頂きました。
皆さん和服がお似合いで、良く務めて頂き感謝、感謝です。

満席、1020615_convert_20110930180127  仏のお客、1020623_convert_20110930181234
ほぼ満席状態の、野点席。薄曇りで時々太陽が顔を出す程度で幸いでした。
フランスからの来客。背景は四畳半の茶室。7~8人しか入れませんが、常に待ち客があり、
海外からの来客も、予想の人数を大幅に上回る、嬉しい悲鳴状態でした。

転合庵jyosei達と、P1020613_convert_20110930175807
名古屋から特別協力の、表千家吉田生風庵の、お持て成し役の女性方と、
通訳と一緒に記念撮影。
国内外の来客、とくに海外からの来客の、「茶道=茶室」という、
日本文化への関心の高さを伺うことができました。

事前準備の会議を何回もこなし、作法、英会話を付け焼刃で学びましたが、
それはほとんど身に付かず、役立てない不安の方が先でしたが、
案ずるより生むが易しでした。
普段味わうことのない、独特の時間を体験でき、
貴重な時間を過ごせました。


***********************************************

「 UIA 2011 東京」大会-第24回世界建築会議
    2011年9月25日 (日) - 10月1日 (土) 開催
     http://www.uia2011tokyo.com/ja/


UIA2011 東京大会宣言
第 24 回 UIA 世界建築大会は 2011 年 9 月 26 日から 28 日まで東京で開催されました。
折しも2011 年 3 月に東日本で起こった歴史的な大災害から 6 か月半目にあたります。
そこに世界中の100 を超える国や地域から、約 5 千名に上る建築・都市分野の専門家と
学生諸君が集まり ました。
そしてこの悲惨な出来事に深く影響を受け、大会参加者は実際に何が起きたのか、 そして今何を
しなければならないのかについて、以下の大会テーマの下、熱い議論を交わしました。

  Design 2050
Beyond Disasters(災害), Through Solidarity(団結), Towards Sustainability(持続可能な)
― 災害を乗り越え、一丸となり、新しい未来へ!―

 
その主な論点は、こうした状況を踏まえて 40 年後の建築・都市デザインのビジョンを予測・
 逆予測することでした。それらは、これまでの UIA の憲章や宣言文からさらに前進し、我々
 の職能の役割を啓発するもので、「環境」「文化」「生命」の三つのテーマに分類されました。

 以上を受け、私たちは次の事柄に取り組みます:

 (1) 地球上のあらゆる災害を乗り越える動きから学びながら、環境、社会、経済的側面から
   なる持続可能性の多様な関連領域と深く係る私たちの職能を全うします。

 (2) 現存する地域や文化の境界を越え、過去の記憶を呼び起こし、そこに学びながら、さら
   なる公正さと多様性を目指す世界と地域における数多くの取り組みについて連帯し、現代の
   メディアを駆使しながら互いに交流します。

 (3) 我々の職能が持つべき責任について認識を深め、建築家と建築を支援し、行政機関等と
 共同して社会的不公正のギャップを無くし、すべての人々が地域に根差した生活の質の向上
 を図ることができるような、持続可能な未来をめざします。

 UIA2011 東京大会参加者 2011 年 9 月 28 日


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  1. ワーク、木愛の会(NPO)、JIA、大学
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入院初体験! :: 2011/09/19(Mon)

生まれて初めての、入院体験!
ブログから2週間離れてしまいましたが、実は3泊4日の、
短期入院をしてきました。

14日(水)に入院して(名古屋市立西部医療センター:今年の春開院の総合病院)、
15日手術(下顎骨腫瘍摘出術)、17日(土)無事、退院してきました。

 丁度2時間、想像してたより本格的(イメージは歯医者の診察台かと?)で、
中央手術室で、いっぱい人がいて、うわ、思ったより大袈裟な手術と初めて知りました。
点滴使った全身麻酔から、後は分かりません。 抜歯下顎骨腫瘍摘出で、
少し顎の骨削ったみたいです。(腫瘍は良性で、心配ないそうです。)

抜かれた歯をみると、根っこ迄、歯石がこびりついていてびっくり!
X線画像で見せられた黒い影は、歯石が悪さしていたようです。
歯医者は定期的に行って、点検が必要と痛感しました。

 術後病室までは、両側に看護師が付きストレッチャーで運ばれて、
TVのシーンの感じ。初めて点滴で繋がれて、WCもそれを一緒に引きずって不自由でした。
手術日は朝6時頃に看護師が来て、体温、血圧測定、点滴と、すばやく済ませます。

 病室廊下110917_0814~02 廊下コーナー110917_0814~01
名古屋市立西部医療センター(総合病院)、入院した病室のある7階廊下


病室全景110917_0815~01 病室洗面110917_0805~01
病室全景です。コーナーに洗面所が設けてあります。

病室コーナーナースコール110915_1013~01 シャワールーム110915_1014~01
病室コーナーナーの収納入り隅に、ナースコール、吸引・酸素供給、電源などの
ユニットが組み込まれて設置されていました。
以前に180床病院の設計をやりましたが、その時はこのようなタイプはなく、
枕元の上部に横長タイプが一般的でした。確かにこの方が看護師に取って操作性は優れています。
 WCとシャワーは部屋にありますので、便利です。

昼食110916_1808~01 朝食110917_0803~01
 術後初めての食事で、恐る恐る食べた2日目の夕食と、3日目の朝食(手術日の朝食は、
全く味のないお粥でこれには閉口です。ちなみにお昼は手術直前で抜きです。

鮭の110916_1207~01
3日目の夕食です。
ご飯は暖かく、おかずも想像してたより美味しいです。
食事トレ―の横に少し見えますが、初日に薬剤師が病室に来て、
入院中に使用する薬をカラー写真入りの説明書にして、渡してくれます。

南の眺め2、110915_1015~02 南の眺め1、110915_1015~01

 病室は7階の個室で、窓から真南に、名古屋城やテレビ塔、名駅の超高層も
見えてましたから、ボーっと眺めたり、読書、TVで過ごし、思ったほど
退屈ではなかったです。
60歳前の初めての経験ばかりで、貴重な時間を過ごしました。
抜糸が22日(木)ですが、何回か通院で療養です。
そんなことで父母には悪いですが、帰省するつもりだった、
お彼岸の御墓参りは、弟妹に断ってパスしました。

  1. 生活の移ろい、雑多なマイドキュメント、
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木愛の会で美濃見学会 :: 2011/09/05(Mon)

木造都市研究会「木愛の会」で和紙の里、美濃うだつの上がる町並み、
岐阜県立森林文化アカデミー見学会。
4日(土)の早朝、台風12号が私の郷里、高知県東部の安芸市上陸から、
瀬戸内海へと北上中のなか、一社駅前8時半集合で、美濃方面へ見学会を決行しました。
(前日警報が出れば中止かと迷いましたが、風は強いものの雨はほとんど降らず、肩すかしで助かったと
思いながらの見学でした。まさか、和歌山、奈良、三重で大災害になっているなど、思いもよらず..)

当日のタイムテーブル(スケジュール)は、下記です。

8:30 一社駅前集合(11名)
9:30~美濃加茂市の平野木材・広葉樹市場→
                  NPOグリーンウッド、広葉樹製材→
11:30~美濃うだつの上がる町並み見学、昼食→
13:30~森林文化アカデミー建物見学(13名)→
15:15~16:30 同校准教授・廣田桂子先生セミナー(14名)
18:00~上社駅前で懇親会

平野木材の、広葉樹丸太、平板の、市場への出品材の様子
主に、ケヤキ材ですが出品を待つ倉庫に案内されると、
みごとなウオールナット材とケヤキの平板、厚みが30センチ級の材に圧倒されました。
近隣では広葉樹だけの市場は聞いたことがありません。月に1回市が開かれ、一般市民でも参加できるそうです。
見学会参加者でその気になった人もいました。

広葉樹で天板になる様なものは、中部エリアは伐りつくされて、材を得るには関東から北しかないとのこと。
伐採後は針葉樹(杉、檜)は計画植樹出来ますが、広葉樹は計画植樹できないらしく、
自然に針葉樹と、広葉樹の入り混じった森林が、希少価値と知りました。計画植樹されて良く育った
針葉樹林を期待を込めて眺めていましたが複雑です。
また広葉樹の方が、広く深く根を張るので、大雨でも流されにくいと言われています。
今回の、奈良、和歌山の災害も山から崩れ落ちているのは、針葉樹がほとんどのようでした。
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hirano 2,P1020488_convert_20110906150942

広葉樹専門の製材と、主にタモの丸太材。
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美濃のうだつの上がる町並み。
これで3度目ですが、訪れるたびに整備されている感じです。
手すき和紙が全盛時に思いを馳せながら見て回りました。
珍しい、卯建つを2軒それぞれが建てた実例です。右は旧今井家住宅(美濃資料館)
udatu2koP1020506_convert_20110906151739.jpg  mino4,1020520_convert_20110907110620


小坂酒造 国指定重要文化財(民家第2077号)
kosaka 1,1020508_convert_20110906151247 kosaka3,P1020510_convert_20110906151436 
通りから土間のお店を通り抜けると、京町屋風の奥に長い造りです。
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明かり取りと通風の中庭を抜けると、蔵の中を改造したギャラリーがありました。
奥が酒造工場になっています。戻る途中に小さなくぐり空間から、坪庭が伺えました。

あかり館
手すき美濃和紙で作られた照明器具が展示されています。
2階の小屋裏空間に展示された、和紙照明の仄かな灯りに癒されます。
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岐阜県立森林文化アカデミー
岐阜県立の専修学校で、森林と人との共生を目指しています。
森と木のクリエーター科(大卒か同等の実務経験者)、森と木のエンジニア科(高卒程度)
があり、それぞれ20名、合計40名の小じんまりした学校。
教員が20名と聞き、募集要項のうたい文句、個別指導が頷けました。
テクニカル1、P1020548_convert_20110906152827  テクニカル2、1020547_convert_20110906152933

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施設を一通り見学すると、木のこと全般から作ることまで、2年間格闘して学ぶ、
イメージが湧いてきました。


「熱帯歴史都市での環境建築の取り組み」について、
 廣田桂子准教授の講義を受けました。

ベトナム第3の都市ダナンの南にある、世界遺産に登録されているホイアンの川沿いに建てた、
RC4階建てのcafeである。(図面を載せられないので、分かりづらいですが)

雨水を3階と2階のバルコニーに溜めて水草を育て、1階にあるヤクルトの空容器利用の
浄化槽からの浄化水を3階のバルコニーにポンプアップして、浄化水のフィルターとし、
そこから出た水で、敷地と道路の間はビオトープとしている。
シャワーや給湯は太陽熱利用と、環境に配慮したcafeビルと言える。
ベトナムでは、雑排水糞尿は、河川や海に放流なので、画期的なシステムとして注目されている
そうです。
木愛の会で、ベトナム見学ツアー企画の話が持ち上がりました。
廣田先生1020554_convert_20110906152723
  1. ワーク、木愛の会(NPO)、JIA、大学
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